カチナドール
カチナ(katsina)とは主にアメリカインディアンのホピ族が信仰する、超自然的な精霊のような存在。アリゾナ州フラッグスタッフ郊外のサンフランシスコピーク近くの聖なる山に住んでいると言われています。ホピ族だけでなく文化的に近い関係にあるズニ族やラグナ族などにも同様の信仰が残っています。ホピ族のカチナは総数400以上存在すると言われていますが、正確な数は誰にも分からないとの事。ホピ族の収入源の一端を担うのが、カチナドール等の工芸品。元々は、祖父が木彫りでこしらえ、それぞれのカチナの役割や格好を教えるために孫に与える教材だったものが、1800年代後半から白人向けの土産物としての価値を見いだしてからは芸術性も飛躍的に上がり、美術品としての地位も築き上げました。
インディアンウォレット
インディアンの酋長と水牛をモチーフにした、国内産の長財布。丁寧に施された皮装飾と、細かく編み込まれたデザインが圧倒的な存在感を放っています。